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これからの観光教育学生会議 第四回インタビュー

観光庁 観光産業課 課長

石原 大氏

  2008年の発足当初から、観光庁では「人材育成」に取り組んでいる。観光系学部に向けたカリキュラムモデルの作成やインターンシップの推進など、人材育成に関する一連の事業の背景にはどのような問題意識があったのだろうか。また、発足から5年を経た今ではどのような議論に至っているのだろうか。

  観光産業にとって「人が大事」であることはよく言われるものの、ではなぜそれほど重要なのか、具体的に言葉で説明するのは難しい。観光人材育成の”そもそも論”を伺うため、観光庁・観光産業課の石原大氏を訪問した。

石原 大(いしはら だい)氏 略歴

1968年12月 神奈川県生まれ

1992年 3月 東京大学法学部卒

1992年 4月 運輸省入省(海上交通局総務課配属)

2009年 8月 観光庁総務課企画官

2011年10月 国土交通省大臣官房人事課企画官

2013年 8月 観光庁観光産業課長

一言Q&A

Q.今一番関心のあることは何でしょう?

A.訪日外国人が2000万人となった時の日本の姿。街中に外国人が溢れているという外観のみならず、外国人(語)に対する日本人の意識(内面)がどう変わっていくか。

 

Q.おすすめの旅行地を教えてください。

A.インド。ガンジス川のガートに半日も座っていると、いろいろ考えさせられます。


Q.観光にまつわるおすすめの本を教えてください。

A.深夜特急(沢木耕太郎)。深い河(遠藤周作)若い間にしかできない旅というものがあります。スマホもタブレットも置いて、片道切符を手に旅に出て下さい。

目次

◆観光立国、なぜ人材育成が重要?

◆観光産業における“優秀な人材”の確保・育成に向けて

◆観光系学部と観光業界の接続性について

◆観光を勉強している大学生へ-今しかできない旅に出よう!-

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